◇ 咬み合わせと顔の関係 ◇

人の顔の範囲はおでこの下から顎の下までを普通顔という事になります。※図1 

ここで咬み合せのことを考えてみましょう。咬み合せというのは、上顎と下顎、この上下の顎に生えている歯と歯が噛んだ状態を咬み合せといいます。※図2

上顎は顔の中で一番上の部分は眼の内側迄拡がっています。又、下顎は顔の中で一番下まで拡がっています。ここでよく考えてみると、顔の面積の上から下までほとんどに上顎と下顎が関係していることになります。

例えば上下全部、入れ歯の人がいるとします。この時、上、下の入れ歯を口の中からはずしてみると、どうなるでしょうか?上下の歯が無くなってしまうので、顔の上、下の高さが少なくなってしまいます。分かりやすく説明すると、お団子を上からつぶしたようになります。※図3 

咬み合せにより、顔の形は変わります。

図1

図2        図3