2024.4月
絶対に防ぎたい!窒息について
「食べること」は私たちみんなにとって、体を作る栄養を摂るためにとても大切です。
しかし、食べ物の通り道である「のど(咽頭)」は、同時に空気の通り道でもあるため、
食べ物がそこをうまく通過しないと「窒息」が起こり、楽しい食事が一瞬にして悲劇に
変わってしまいます。そんなことは絶対に防がなくてはなりません。
食物などの窒息は、未熟で未経験な子どもと、いろいろな機能が低下していく高齢者に多いのです。
窒息のリスクの要因には、◎かまないこと(早食い丸のみ)、◎奥歯のかみ合わせがないこと、
◎認知機能が未熟だったり低下した状態で自分で食べていること、が関係しています。
つまりのどの力が弱いことです
また、食べ物の性状よっても、窒息リスクがあがることがあります。
口に入ったときには柔らかく感じるのに、口の中でなかなか崩れない、練り製品やこんにゃく、お餅などです。また、乾燥しているパンやお菓子もかみにくくのみこみにくいのです。食事の形態にも
注意しましょう
当医院では窒息を防ぐためにも ごっくんトレ-ニングを指導しています
のみこみで気になる方 お気軽にお尋ねください
一緒にトレ-ニングしましょう